どこまで行っても明日がある。


新しい年が明けたというのになんだかテンションが上がらず。つうかちとヤバイ。

 わたくし本来ヒジョーに悲観的な心性の持ち主なので「未来は現在より良くなるはず」と出来る限りものごとを楽天的に捉えようと努めるのだが、たとえばガザで起きていることに対する、あるいは派遣村なる運動に対する、あるいは不法滞在外国人の子供達に対するこの国の少なからぬ人々の物言いを目や耳にするたびここんとこ絶望的な気分に陥って出られないのです。

 わたしには子供がいないしまたこれから子供を得られるチャンスもかなり低いだろうけど、それでも自分の次の世代にはよりよい未来を手にして欲しいと願わずにはいられないし、またそうでなければ自分が生まれて来た意味が無いとも思うのですね。「犯罪者を吊せ!」とか「外国人を追い出せ!」とか叫ぶ人々を見るにつけ、そしてそういう人々がこの国の大勢を占めつつあるように見える昨今(なにしろわが大阪府知事なる人物への支持率があれですから...)、私たちが子や孫に残すのは憎悪や復讐の未来なんだろうか、それってハムラビ法典の昔とどう違うのだろうかと、幼い甥や姪の笑顔を見るたびになにやら絶望的な気分になるのです。

 もっともそういうことに悲観する前に「お前の置かれてる悲惨な物的人的状況をなんとかせんかい!」との声もどこからか聞こえてこないでもありませんが。まそこはそれ。こういうのを見つけました。

トミカ・コマツ対人地雷除去機 D85MS

・2008年9月の発売から2009年3月末までの本トミカの販売総個数に対して、両社1個につき約5円相当(合計で約10円相当)の寄付を実施します。その後の継続については、今後各社で検討します。

・今回寄付の対象地域は、アンゴラおよびカンボジアを予定しています。

・寄付の内容については、コマツは対人地雷除去機の補給部品など、タカラトミーは文具や学校備品など子供の教育現場で使用されるものを予定しています。

だそうです。わたくしとりあえず10ヶ買ってみました。欲しい方、差し上げますよ。