「キーサン革命」って何や!?

いつも巡回するブログのリンクから、ものすごい迫力のあるグループのサイトにたどり着いた。

「精神病」者グループ 「ごかい」

どのように感じるかは人それぞれだと思うけど、ひとつ確かなのは私も貴方も強者と弱者の境界を行ったり来たりしていて、そしていつだって肉体的にであれ精神的であれ、また経済的にであれ「最弱者」になる可能性がある、ということだ。

子供の頃、父が警察学校の教官だったことから家には若い人がよく遊びにやって来た。教官の息子だということもあったのだろうけど、彼らは私をとても可愛がってくれて、いつも遊び相手になってくれた。
父が教官を辞めてからも警察官になった彼らがよく仕事の悩みなどを相談しに来たのだが、ある時やってきた元生徒が父に悩み事を話しているうちに心の均衡を失ってしまい、意味の分からないことをわめいて父を殴りだしたことがあった。同行していた彼の奥さんが一生懸命なだめて収まったようだが、(私は隣室の布団の中で息を殺していたのだ。)今でもその時の様子は鮮明に覚えている。
その時は怖いというよりひたすら哀しかった。そのひとは私を可愛がってくれた人の中でもひときわ温厚で実直な人だったからだ。

「なんであの人はそんなことになったんだろ?」と子供心に不思議だったのだけど、今なら分かるような気がする。