共謀罪が強行審議入り!

自民党の一方的な通告により21日から共謀罪の審議が再開される。
民主党議員保坂展人氏のブログにその経緯が書かれている。)
連休までの法案成立を狙っているようだ。

共謀罪」は行われていない犯罪を摘発するとんでもない法律だ。
PSE法は市民の生活を大きく左右する法律だったのにほとんど誰にも知らされないまま施行された。「共謀罪」が我々に与える影響はPSE法どころではない。
例によってメディアでは何も知らされず、私の出来ることは署名運動に参加することや選挙で対抗勢力に投票する事ぐらいで、もどかしくて仕方がない。

いまこの国は大きく方向転換しているように思える。
どんな形の国になるのかは分からないけれど、誰がどういう事を言ったのかは憶えておこう。



ナチス共産主義者を弾圧した時 私は不安に駆られたが
自分は共産主義者でなかったので 何の行動も起こさなかった

その次 ナチス社会主義者を弾圧した 私はさらに不安を感じたが
自分は社会主義者ではないので 何の抗議もしなかった

それからナチスは学生 新聞 ユダヤ人と 順次弾圧の輪を広げていき
そのたびに私の不安は増大した が それでも私は行動に出なかった

ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた そして私は牧師だった
だから行動に立ち上がった が その時はすべてが あまりにも遅かった

マルチン・ニーメラー