バッド・デザイン、バッド・ライフ。

個人的に非常に不愉快な事があったのでクールダウンしようとしてるのに。

東京芸大助教授・桂英史氏が11月19日の毎日新聞に寄せた一文で、今年のグッドデザイン賞選考審査において審査委員自身が関わった商品やプロジェクトに金賞が与えられていたことにあきれていた。

わたしもあきれている。
この審査員たちは「李下に冠を正さず。」という言葉を知らないのか?

弟が在籍している会社に巨大プロジェクトを落札させた政治家。
母親の所有する土地建物をルールを曲げさせて公共団体に購入させた政治家。
息子をタダで海外旅行させるために一ヶ月だけ自治体に顧問契約を結ばせた政治家。
税金でのガラパゴス島クルージングを「視察」と呼ぶ政治家。
その分野に何の実績も無い友人を公共団体の長に就任させた政治家。

教育基本法を考えるためのタウンミーティングが「やらせ」だったのに教育とは関係ないという政治家。
そして「やらせ」のタウンミーティングに出席する政治家のためにエレベーターのボタンを押すだけのため(!)の人件費を計上し、15000円を請求した広告代理店。
駅に着いた政治家を出迎えるだけの係りへ40000円。同じく駅で見送るだけの係りにも40000円。もちろん途中の移動に要する人件費は別に請求だ。

恥ずかしくないのか?こんなことをやっていて。

平然とこんなことをやっていながら愛国心だの規律だの道徳だのと大声を出しているおとなたち。

お前らの人生って、一体なんやねん!?