「いいこともあるんだと思いました。」

続けざまのエントリーアップはなんだか興奮してるみたいで恥ずかしいけど、あんまりすごいことが教育現場で起きていたことを知ってしまったので思わず。お子様をお持ちの方々、覚悟して下さい。

青年会議所作成のDVDアニメ「誇り」の授業活用に文部科学省が予算

繰り返します。この青年会議所作成のDVDアニメ、授業での活用研究に国の予算が付いているんですよ。
このDVDアニメで学習したあとは児童各自が「誇りシート」に学んだことや気付いた事を書き込みます。実際にとある地域の青年会議所が中学生対象に学習会を主催したんだけど、で、その「誇りシート」。


・今までは戦争はとてもいけないことだとしか思っていなかったし、昔の日本人はおかしいと思っていたけれど、今日この時間で、いいこともあるんだと思いました。(中1女子)

・今日のセミナーを受けて、戦争中の日本が、国のために戦っていた事や、他国を活発にしようという他の国の事も思う気持ちを感じました。(中1男子)

・日本が国やアジア各国のために戦った事。日本人が人種差別をしないように、人類史上初めて世界に提案したこと。(中1男子)

・昔の日本人のおかげで植民地から独立国にしたようなかんじでほこらしかった。(中1男子)

....。

ところで17日の衆院教育再生特別委員会にて共産党の石井郁子議員がこのDVDアニメを使用した日本青年会議所の「近現代史教育プログラム(※PDFファイル)」に国家が予算を付けていることについて「さきの戦争にかんする政府見解に照らして重大な問題をはらんでいるのではないか。」と質問したのだけど、それに対する安倍氏の回答。

共産党の見かたからすると、そのような説明になるのかなと思う。」

...。あんた、先の戦争についてなぜかアメリカ人には「同情とおわび」の表明をしたのに日本人相手にはそれかよ。