光市事件の弁護団はおかしい。と思う全ての人々に。

何度も書いているように私はテレビをほとんど見ない。
それでも光市弁護団に関する罵倒はネットを通じても大量に目に入って来るし、また身近にも罵倒と言わないまでも弁護団の主張に凝義を挟む人々がいる。それでテレビを見ない私も「20人以上も弁護士がいてそんなに理の通らない作戦を取るのはあり得るのか?」と疑問に思っていたら実に興味深いサイトを見つけた。いずれも現役弁護士のサイトだ。(なお「今枝弁護士」とは光市事件弁護団の一人。)

不謹慎な言い方になるけど、ものすごく面白い。(いずれもコメント欄が必読。)
来る裁判員制度を考えるにあたっても絶対読んでおくべきだと思う。

今枝仁弁護士が語る〜光市事件弁護団を違う視点から見る(津久井進の弁護士ノート)

橋下徹弁護士の光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会出席報告について(超初級革命講座自由と正義を愛するすべての人に。)(※コメントは下から上に新しいものになってます。)

今枝弁護士の話(総まとめ)記事(同上)

光事件Q&A〜弁護団への疑問に答える〜光事件弁護団 (情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士)

一審二審と差し戻し審では弁護団(一審二審は”団”というより国選弁護士が二人だけで事実審理はほとんど検察の主張をそのまま受け入れ恭順を示して情状を得る作戦を採っていたようだ。)のメンバーが違う、また今回の弁護団には死刑容認派も反対派も入り交じっている、という認識すらなく弁護団を罵倒する人々がいることに驚く。

「どんな事件の被告であっても等しい権利を与えられた裁判を経て断罪されるべき。」ということさえ”世間”なるものは許そうとしなくなってきてるのだろうか。

追記:
審理を傍聴していた記者(らしき)人物の掲示板にての書き込みを取り上げているサイトを見つけた。書き込み主の信頼性の程は各自ご判断を。

↓ここから引用
___________________________________
安田弁護士らの主張の検討㈫
470 :匿名記者:2007/07/27(金) 15:19:48
私は、裁判も傍聴し、弁護団の記者会見も聴き、本村さんの記者会見の発言も後で全部確認しましたが、現時点で感じるのは、判決は死刑回避になるのではないか、ということです。
これは私に限らず、現場の記者はおおむねそういう見方です。
しかしそれをデスクにあげても、「読者(視聴者)の理解を得られない」「当社が攻撃される」として、ゴシップ的な点しかとりあげてもらえません。
___________________________________
 (来栖宥子★午後のアダージオより)