ただ今銀色の豹と戯れてます。

仕事にプライベートに使ってるのはもっぱらMacintoshなんだけど流石にサポートの終わったOSで頑張ってるのにも無理が出てきた。WEBサイトを普通に見るのさえ難しくなって来てるし。第一デザイナーという仕事をしていて新しい技術に知らんぷりをし続けるのもプロ意識に欠けるというもんだ。

ということで久しぶりに新しいMacintoshを購入。
買ったのはiMacの一番安いモデルで、家電量販店でなにやら訳のわからない割引の結果メインメモリを2GBに増設しても14万円強。安くなったもんだ。というか20インチの液晶にCore 2 Duoプロセッサが載ったパソコンの価格としては破格なような気がする。なおかつただ今話題沸騰中の新OS、レパード搭載。

で早速触ってみたのですが。
すごいよ、レパード。一番感激したのが対応するアプリケーションが無くともとりあえずファイルの中身の表示が出来るプレビュー機能。これがどれだけ便秘が治ってスッキリしたような気分になるかはわかる人はわかるだろう。（もっともマイナーなアプリケーションのファイルには対応していないのが残念。）
もう一つ、大量のデータがつっこまれたフォルダから目当てのファイルを探す時。ウィンドウズでおなじみのカラム形式の他に巨大なプレビューがパラパラ漫画みたいにめくれるモードがあって順番にファイルのプレビューをめくっていけるのだけど、それぞれの前後のファイルが数枚ずつプレビューを表示して左右に控えているシステムになってるのが心理的に実に腑に落ちる。（Windowsにも動画のプレビューをアイコンに表示する機能はあるが、表示が小さすぎるしまた探すファイル間に表示の差異[心理的な階層]がないので意外に使いにくい。）いちいちファイルを開かなければ内容がわからないことにイライラした人はこれがいかに快適かがわかると思う。

その他にも色々触ってみたがやはり腐ってもMac OS、Windowsとは対人間観が全然違うと実感した。しかも同じようなハード構成のWindows PCに比べても格安。会社のWindows PCで作ったデータを家庭でも触らなければならない人やWindowsにしかないゲームをプレイしたい人以外にはWindows PCを購入する理由はもはやないと思う。

もっとも「完璧な道具」というにはまだまだほど遠い。少し触っただけでもOSに不合理なところは沢山見つかるし一見スタイリッシュなマウスやキーボードはユーザーインターフェイスとしては人間の方に慣れを強要するいささか不誠実だとも思える出来だ。もう少し触り慣れたらその辺もここに書いてみるつもり。

そんなこんなでただ今電脳環境の大幅世代交代作業のために色々停滞中です。

追記：
私とは違うやり方でレパードやタイガーと戯れているおねいさんを見つけました。何やってんだか。

追記2：
Apple bootcampに入隊すればWindowsもiMacで動きますね。