友川カズキのライブを観戦。

体調すぐれず。というのにバナナホール友川カズキのライブを見に行く。

石塚俊明と永畑雅人とのトリオにての来阪。
変則的なリズムを刻む友川のギターと、それにからむドラムスとピアノはまるでフリージャズのトリオのような演奏だ。
ドラムスもピアノも伴奏なんかじゃない。あたかもオッサン三人が格闘しているようなステージが続く。
友川はヤカンに満たした酒を唄の合間にコップに注ぎグイグイ干しながら歌い続ける。
ガマンした挙げ句に垂れるクソのような唄。
そのクソに群がり鳥肌を立てている俺たちは何なんだ?

意外にもホールの客は懐かし系のオヤジは殆ど見あたらず若い人びとで占められていた。ダメな奴ばっかりだ。
大阪はキライだ、大阪は弟が自殺したところなんだ、という友川の語りに静まりかえる観客。なんだかすごく緊迫した雰囲気のライブだった。